SQLAlchemy と Alembic によるスキーマ管理と移行
このガイドでは、Python エコシステム(SQLAlchemy、Alembic、sqlacodegen を含む)を使用して、starrocks SQLAlchemy ダイアレクトを通じて StarRocks スキーマを管理する方法を紹介します。スキーママイグレーションがなぜ有用なのか、そして StarRocks で効果的に使用する方法を理解するのに役立ちます。
概要
多くのユーザーは、StarRocks のテーブル、ビュー、マテリアライズドビューを SQL DDL を直接使用して管理しています。しかし、プロジェクトが成長するにつれて、ALTER TABLE ステートメントを手動で維持することはエラーを引き起こしやすく、追跡が困難になります。
StarRocks SQLAlchemy ダイアレクト (starrocks) は以下を提供します:
- StarRocks の テーブル、ビュー、マテリアライズドビュー のための完全な SQLAlchemy モデルレイヤー
- テーブルスキーマとテーブルプロパティ(ビューとマテリアライズドビューを含む)のための 宣言的 定義
- Alembic との統合により、スキーマ変更を自動的に 検出 し、生成 することが可能
- sqlacodegen のようなツールとの互換性により、モデルを逆生成することが可能
これにより、Python ユーザーは StarRocks スキーマを 宣言的、バージョン管理された、自動化された 方法で維持することができます。
主な利点
スキーママイグレーションは伝統的に OLTP データベースと関連付けられていますが、StarRocks のようなデータウェアハウジングシステムでも価値があります。以下の利点から、チームは Alembic を StarRocks ダイアレクトと共に使用しています。
宣言的スキーマ定義
Python ORM モデルや SQLAlchemy コアスタイルでスキーマを定義すると、ALTER TABLE ステートメントを手動で書く必要がなくなります。
自動差分生成と自動生成
Alembic は 現在の StarRocks スキーマ と SQLAlchemy モデル を比較し、マイグレーションスクリプトを自動的に生成します(CREATE/DROP/ALTER)。
レビュー可能でバージョン管理されたマイグレーション
各スキーマ変更はマイグレーションファイル(Python)となり、ユーザーは変更を追跡し、必要に応じてロールバックできます。
環境間での一貫したワークフロー
スキーマ変更は、開発、ステージング、本番環境に同じプロセスで適用でき ます。
インストールと接続
前提条件
- StarRocks Python クライアント: 1.3.2 以上
SQLAlchemy: 1.4 以上(SQLAlchemy 2.0 が推奨され、sqlacodegenを使用するには必須)Alembic: 1.16 以上
StarRocks Python クライアントのインストール
以下のコマンドを実行して、StarRocks Python クライアントをインストールします。
pip install starrocks