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バージョン: Latest-3.4

json_query

json_path 式で特定できる要素の値を JSON オブジェクトからクエリし、JSON 値を返します。

Syntax

json_query(json_object_expr, json_path)

Parameters

  • json_object_expr: JSON オブジェクトを表す式。このオブジェクトは JSON カラムや、PARSE_JSON などの JSON コンストラクタ関数によって生成された JSON オブジェクトである可能性があります。

  • json_path: JSON オブジェクト内の要素へのパスを表す式。このパラメータの値は文字列です。StarRocks がサポートする JSON パス構文については、Overview of JSON functions and operators を参照してください。

Return value

JSON 値を返します。

要素が存在しない場合、json_query 関数は SQL 値 NULL を返します。

Examples

Example 1: 指定された JSON オブジェクト内で '$.a.b' 式で特定できる要素の値をクエリします。この例では、json_query 関数は JSON 値 1 を返します。

mysql> SELECT json_query(PARSE_JSON('{"a": {"b": 1}}'), '$.a.b') ;

-> 1

Example 2: 指定された JSON オブジェクト内で '$.a.c' 式で特定できる要素の値をクエリします。この例では、要素が存在しないため、json_query 関数は SQL 値 NULL を返します。

mysql> SELECT json_query(PARSE_JSON('{"a": {"b": 1}}'), '$.a.c') ;

-> NULL

Example 3: 指定された JSON オブジェクト内で '$.a[2]' 式で特定できる要素の値をクエリします。この例では、配列 a にインデックス 2 の要素が含まれており、その要素の値は 3 です。したがって、JSON_QUERY 関数は JSON 値 3 を返します。

mysql> SELECT json_query(PARSE_JSON('{"a": [1,2,3]}'), '$.a[2]') ;

-> 3

Example 4: 指定された JSON オブジェクト内で '$.a[3]' 式で特定できる要素をクエリします。この例では、配列 a にインデックス 3 の要素が含まれていないため、json_query 関数は SQL 値 NULL を返します。

mysql> SELECT json_query(PARSE_JSON('{"a": [1,2,3]}'), '$.a[3]') ;

-> NULL