ADMIN SET PARTITION VERSION
説明
パーティションを特定のデータバージョンに設定します。
パーティションバージョンを手動で設定することは高リスクな操作であり、クラスターメタデータに問題が発生した場合にのみ推奨されます。通常、パーティションのバージョンはその中の tablets のバージョンと一致しています。
ヒント
この操作には SYSTEM レベルの OPERATE 権限が必要です。この権限を付与するには、GRANT の指示に従ってください。
構文
ADMIN SET TABLE <table_name> PARTITION ( <partition_name> | <partition_id> )
VERSION TO <version>
パラメータ
table_name
: パーティションが属するテーブルの名前。partition_name
: パーティションの名前。partition_name
またはpartition_id
のいずれかを指定する必要があります。非パーティションテーブルの場合、partition_name
はテーブル名と同じです。partition_id
: パーティションの ID。partition_name
またはpartition_id
のいずれかを指定する必要があります。ランダムバケット法を使用するテーブルでは、partition_id
のみでパーティションを指定できます。version
: パーティションに設定したいバージョン。
例
-
非パーティションテーブル
t1
のバージョンを10
に設定します。ADMIN SET TABLE t1 PARTITION(t1) VERSION TO 10;
-
テーブル
t2
のパーティションp1
のバージョンを10
に設定します。ADMIN SET TABLE t2 PARTITION(p1) VERSION TO 10;
-
ID が
123456
のパーティションのバージョンを10
に設定します。t3
はランダムバケット法を使用するテーブルです。ADMIN SET TABLE t3 PARTITION('123456') VERSION TO 10;