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バージョン: Latest-3.4

ADMIN SET PARTITION VERSION

説明

パーティションを特定のデータバージョンに設定します。

パーティションバージョンを手動で設定することは高リスクな操作であり、クラスターメタデータに問題が発生した場合にのみ推奨されます。通常、パーティションのバージョンはその中の tablets のバージョンと一致しています。

ヒント

この操作には SYSTEM レベルの OPERATE 権限が必要です。この権限を付与するには、GRANT の指示に従ってください。

構文

ADMIN SET TABLE <table_name> PARTITION ( <partition_name> | <partition_id> ) 
VERSION TO <version>

パラメータ

  • table_name: パーティションが属するテーブルの名前。
  • partition_name: パーティションの名前。partition_name または partition_id のいずれかを指定する必要があります。非パーティションテーブルの場合、partition_name はテーブル名と同じです。
  • partition_id: パーティションの ID。partition_name または partition_id のいずれかを指定する必要があります。ランダムバケット法を使用するテーブルでは、partition_id のみでパーティションを指定できます。
  • version: パーティションに設定したいバージョン。

  1. 非パーティションテーブル t1 のバージョンを 10 に設定します。

    ADMIN SET TABLE t1 PARTITION(t1) VERSION TO 10;
  2. テーブル t2 のパーティション p1 のバージョンを 10 に設定します。

    ADMIN SET TABLE t2 PARTITION(p1) VERSION TO 10;
  3. ID が 123456 のパーティションのバージョンを 10 に設定します。t3 はランダムバケット法を使用するテーブルです。

    ADMIN SET TABLE t3 PARTITION('123456') VERSION TO 10;