SHOW PIPES
説明
指定されたデータベースまたは現在使用中のデータベースに保存されているパイプを一覧表示します。このコマンドはバージョン 3.2 以降でサポートされています。
構文
SHOW PIPES [FROM <db_name>]
[
WHERE [ NAME { = "<pipe_name>" | LIKE "pipe_matcher" } ]
[ [AND] STATE = { "SUSPENDED" | "RUNNING" | "ERROR" } ]
]
[ ORDER BY <field_name> [ ASC | DESC ] ]
[ LIMIT { [offset, ] limit | limit OFFSET offset } ]
パラメータ
FROM <db_name>
クエリしたいパイプのデータベース名を指定します。このパラメータを指定しない場合、システムは現在使用中のデータベースのパイプを返します。
WHERE
パイプをクエリするための条件です。
ORDER BY <field_name>
返されるレコードをソートするフィールドです。
LIMIT
システムが返すレコードの最大数です。
戻り結果
コマンドの出力は以下のフィールドで構成されます。
Field | Description |
---|---|
DATABASE_NAME | パイプが保存されているデータベースの名前です。 |
PIPE_ID | パイプのユニークな ID です。 |
PIPE_NAME | パイプの名前です。 |
TABLE_NAME | データが送られる先の StarRocks テーブルの名前です。 |
STATE | パイプのステータスです。有効な値は RUNNING 、FINISHED 、SUSPENDED 、ERROR です。 |
LOAD_STATUS | パイプを介してロードされるデータファイルの全体的なステータスで、以下のサブフィールドを含みます:
|
LAST_ERROR | パイプの実行中に発生した最後のエラーの詳細です。デフォルト値: NULL 。 |
CREATED_TIME | パイプが作成された日時です。フォーマット: yyyy-MM-dd HH:mm:ss 。例: 2023-07-24 14:58:58 。 |
例
すべてのパイプをクエリ
mydatabase
という名前のデータベースに切り替え、その中のすべてのパイプを表示します:
USE mydatabase;
SHOW PIPES \G
指定されたパイプをクエリ
mydatabase
という名前のデータベースに切り替え、その中の user_behavior_replica
という名前のパイプを表示します:
USE mydatabase;
SHOW PIPES WHERE NAME = 'user_behavior_replica' \G