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バージョン: Latest-3.4

SHOW PIPES

説明

指定されたデータベースまたは現在使用中のデータベースに保存されているパイプを一覧表示します。このコマンドはバージョン 3.2 以降でサポートされています。

構文

SHOW PIPES [FROM <db_name>]
[
WHERE [ NAME { = "<pipe_name>" | LIKE "pipe_matcher" } ]
[ [AND] STATE = { "SUSPENDED" | "RUNNING" | "ERROR" } ]
]
[ ORDER BY <field_name> [ ASC | DESC ] ]
[ LIMIT { [offset, ] limit | limit OFFSET offset } ]

パラメータ

FROM <db_name>

クエリしたいパイプのデータベース名を指定します。このパラメータを指定しない場合、システムは現在使用中のデータベースのパイプを返します。

WHERE

パイプをクエリするための条件です。

ORDER BY <field_name>

返されるレコードをソートするフィールドです。

LIMIT

システムが返すレコードの最大数です。

戻り結果

コマンドの出力は以下のフィールドで構成されます。

FieldDescription
DATABASE_NAMEパイプが保存されているデータベースの名前です。
PIPE_IDパイプのユニークな ID です。
PIPE_NAMEパイプの名前です。
TABLE_NAMEデータが送られる先の StarRocks テーブルの名前です。
STATEパイプのステータスです。有効な値は RUNNINGFINISHEDSUSPENDEDERROR です。
LOAD_STATUSパイプを介してロードされるデータファイルの全体的なステータスで、以下のサブフィールドを含みます:
  • loadedFiles: ロードされたデータファイルの数。
  • loadedBytes: ロードされたデータの量(バイト単位)。
  • LastLoadedTime: 最後にデータファイルがロードされた日時。フォーマット: yyyy-MM-dd HH:mm:ss。例: 2023-07-24 14:58:58
LAST_ERRORパイプの実行中に発生した最後のエラーの詳細です。デフォルト値: NULL
CREATED_TIMEパイプが作成された日時です。フォーマット: yyyy-MM-dd HH:mm:ss。例: 2023-07-24 14:58:58

すべてのパイプをクエリ

mydatabase という名前のデータベースに切り替え、その中のすべてのパイプを表示します:

USE mydatabase;
SHOW PIPES \G

指定されたパイプをクエリ

mydatabase という名前のデータベースに切り替え、その中の user_behavior_replica という名前のパイプを表示します:

USE mydatabase;
SHOW PIPES WHERE NAME = 'user_behavior_replica' \G

参考